得意分野

管理会計とマーチャンダイジングのコーディネート

「売上高はあるのに現金が残らない」「既存事業が儲からないから新規事業を始める」「ウチの商品/サービス、どれで儲けているのだろう」などのお悩みにお答えするのが、私の得意分野である管理会計とマーチャンダイジングです。
中小企業・小規模零細企業では、最も中心となる事業(商品/サービス)が赤字 になっていることが多く見られます。
利益率が極端に低かったり、原価が売価を上回っているなどです。
このような状態のままでは黑字倒産をしてしまったり、新規事業がうまくいかなかったりします。

管理会計とは、個々の商品/サービスの原価を計算する会計であり、財務会計 (決算書を作るための会計)と異なり、法律で決められたルールがありません。そのため、企業さんごとに計算方法を作っていきます。
マーチャンダイジングとは、まずは管理会計を通して設定した原価と売価から、商品の値入率(値入は計画、利益は結果)を売価から設定します(売価値入率とい います)。
そして売価から値入を引いた原価内に商品/サービスを押さえたり、売価 を上げることによってよりよく商品/サービスを見せていく方法を考えていくことです。
管理会計とマーチャンダイジングはセットで行うものです。マーチャンダイジングはよくマーケティングの中に入れ込まれ、陳列やディスプレイを学んだだけでマーチャンダイジングはおしまいとなってしまうことが多々見られます。
私自身は、マーケティングは顧客から企業(店舗等)を見る、マーチャンダイジ ングは商品/サービスから企業(店舗等)を見ると考えています。マーチャンダイ ジングは奥が深いです。上述で行うことからさらに発展させて、陳列の仕方と考えたり、陳列と商品/サービスの売れ行き動向を考えたりします。
管理会計は税理士さんや会計士さんではできないことです。また、手間隙のかかることです。マーチャンダイジングも同様、手間隙のかかることです。
でも、これらを避けて通ると黑字倒産したり、新規事業が既存事業と一緒に共倒れすることもあります。
手間隙がかかるコーディネートのため、行政の施策では実施できません。最低 50 時間(私が事務所で管理会計の土台作りをする時間等を含めて)は必要になります。
そのため、基準として 30 時間で 90 万円をいただいています。本当に必要とされている企業さんのみコーディネートをお受けしています。
皆様の企業経営にとって必要と思われるようでしたら、ご相談くださいませ。

お客様の声/実績紹介(サンドイッチ製造卸・小売業様)

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とある県内で有名になっている、サンドイッチ製造販卸・小売業を行っておられました。
私が店舗にお邪魔した時は、何もかもが真っ白で、まるで病院のような店舗 でした。
でもこれは、テナント会社が設計したもので、ちょうど食品フロアの改装を行う時期でした。
その店舗には、卵サンドとエッグサンドがありました。これは同じではないのですか?とお聞きしたところ、違うんですとお答えになりました。
また、野菜サンドハム入りとハムサンド野菜入りがありました。
これは同じではないのですか?とお聞きしたところ、違うんですとお答えになりました。

私はある種のカルチャーショックを受け、これはマーチャンダイジングを見直さないと思いました。

そこで、店舗改装に合わせて、マーチャンダイジングを行うことにしました。まずは、管理会計を用いて原価を計算してみました。
すると、一番売れ行きの良かったポテトサンドが、売価より原価の方が高いことがわかりました。社⻑曰く「売って も売ってもお金が残らない原因がわかった」とのことでした。
これは中小企業に多く見られることです。

そこで、商品写真を模造紙にならべ、卵サンドとエッグサンド、野菜サンドハム入りとハムサンド野菜入りの違いを聞いてみました。
すると、マヨネーズが異なると言うことがわかりました。
この県は、南に行くほど甘い味のマヨネーズを好まれ、北の方では甘くないマヨネーズが好まれることがわかりました。
そこで画像のように、理念と現実、販売促進の階段を作りました。
理念に近い、まずはマヨネーズの違いを「自家製甘熟マヨネーズ」と「自家製手作りマヨネーズ」と名前をつけて区別することにし、それを POP 広告(購買時点広告)の中に表示することにしました。

そして、今まで中価格の商品のみだったのを、低価格帯・高価格帯の商品を入れることにしました(販売促進の階段)。
そして現実につなげていき、マーチャンダイジ ングの中の、カテゴリーマネジメント(カテゴリーとは概念という意味で、グルー プとよく似ています)という手法を完成させました。その他、パッケージを変えた り、盛り付けを変えたり、価格を変えたりして、利益の出るお店にしていきました。

しかし数年後、諸般の事情により自主廃業されました(自主廃業は倒産ではありま せん)。黑字倒産でもなく、資金繰りが回らなかったためでもありません。
手作りできるものは手作りされてきた、より美味しくなるように工夫をされてきた結果、とても美味しいサンドイッチが出来上がっていたのです。
でも、それらが経営以外の理由で台無しになり、本当に残念です。
いまでももう一度、あのサンドイッチを無性に食べたくなります。

料金表

30 時間 90 万円(基準値)
45 時間 135 万円:このくらいの時間をかけているケースが多いです

(交通費・宿泊費は別途承ります)