なぜ病気・障害を抱えながら仕事をするのか

なぜ病気・障害を抱えながら仕事をするのか

私は「身体表現性障害(線維筋痛症+化学物質過敏症+慢性疲労症候群)」と「膠原病」という病気・障害を抱えながら仕事をしています。
いずれも原因のわからない病気ですが、中でも特に「慢性疲労症候群」は私から自由に歩くということを奪い、私は電動車椅子または杖がないと歩むことができません。
この病気は、"慢性疲労"とは異なり、動くと異常なまでに疲労感が出現し、身体が痛くなり、すぐに横たわりたくなります。
PS値という疲労感を表す基準(0〜9まであります。数値の大きいほど疲労度が高くなります)があります。慢性疲労の方は0〜2程度(眠れば疲れが回復する程度)ですが、私は7〜8程度あります。身の回りのことは少々できても、社会活動はほとんどできないというレベルです。9になると、動くこともほぼ不可能になり、食事も食べさせてもらわないといけなくなります。

でも私は働きます。病気・障害を持っているからこそ、ひとの心の弱みがわかるからです。経営者もひとりの人間です。経営者はとても寂しい存在です。
そんな経営者の気持ちに私は共感し、弱みを出してくださって構いませんよ、というメッセージを送り続けたいのです。

なので、課題がなんであるかわからないという、経営者の頭の中を整理するという仕事を続けています。その後、私が課題解決をするか、他の方にお願いするかを決めています。決して、私が課題解決するために、課題がなんであるかを引き出そうとしていません。

私は仕事を始めると、脳の中にアドレナリンがたくさん出てきて集中力がどーんと出ます。しかし、仕事が終わった後に、大きな疲労感が襲ってきます。
本来ならアドレナリンは分散して出さないといけないのですが、私にはそれができません。アドレナリンが多く出ている時の方がアイデアも出やすいし、課題解決の方法を導き出すことができるからです。

仕事が終わったら異常な疲れに包み込まれ、食事もできないことがあります。でも後悔はしません。身体はしんどくても、こころは満足しているからです。
こころの満足を求めて、病気・障害がありながらも働き続けたいのです。どうぞご理解いただければ幸いです。