<書籍の読み方を研究中です>

世の中、書籍の読み方がいろいろあります。私が昔、体験会に行ったところは、書籍を置く台があって、書籍と90度向き合って目力で読んでいくというものでした。これは流石に続きませんでした。
次に「フォトリーディング」に取り組んでみました。書籍を読むスピードは若干上がっても、アウトプットがマインドマップ方式なので、マインドマップが好きではない私には、他の方法でアウトプットすると、少しは早く読めるようになりました。

そして今ベストセラーになっている「瞬読(しゅんどく)」の体験会に行ってきました。人間の右脳は3%しか使われていないから、右脳を活性化させると新書なら3分で読めるとのことです。しかし、予備知識のある書籍が前提となっています。
現在、右脳は3%どころか、もっと動いているということがいろんな論文に示されています。まずそこが、瞬読の論にこぼれ落ちているところだと感じました。そして、読む書籍はビジネス書(例えばホリエモンの書籍)を勧められています。
私はビジネス書を読みません。ビジネス書は著者の言いたいことを書いているだけで、科学的な書籍ではありません。瞬読協会の代表理事にお聞きしたところ、実際は左脳も使っている、アウトプットすることが左脳の働きであるというお返事をいただきましたが、もう一度質問すると答えをはぐらかしてしまわれました。

瞬読の件で私の通っている慢性疲労症候群を診てもらっている精神科の先生とお話ししたところ、「この方(代表理事)の考えは凝り固まっているね」とのことでした。なので私は瞬読の練習をストップし、精神科のDr.から「脳のワーキングメモリ/リーディングスパンテスト」のお話をお聞きし、いま読んでいる最中です。
瞬読ファンは増えても、日本人の科学的進歩には役立たないなと思いました。私のツイッターをフォローしてくださっている方が、ミンツバーグの書籍を瞬読されましたが、ミンツバーグの書籍を瞬読で理解されたのはとても残念に思いました。この書籍こそ、しっかりと読んでほしい書籍です。

そして、早く読むよりも左脳と時々右脳を使う「精読」に戻ってきました。いまは「ワーキングメモリ/リーディングスパンテスト」と同時に、「本を読む本」(アドラー著)「読書録」(齋藤孝著)などを読んでいます。
やっぱり読書は、左脳・右脳を使いながらしていくものですね。自分の科学的な読書法を編みだそう。