今日はリハでした。午前中が外来リハなのですが、いつも大盛況。時間の予約はなく到着順でリハが行われますが、その日の曜日に応じて、また送迎サービスもあるので、だいたい各人ごとに時間ポジションが決まっているようです。そんな中、一人で自転車で通院する、かつ手のかかるリハ患者である私は、先人の邪魔をしないよう、午前11時頃に受付を済ませ、大抵1〜2時間くらい待って(待っている間、ベッドが空いていれば寝かせてくれます)、実際にリハが始まる20分くらい前からホットパックをしてもらうというのが通常のパターンです。

 なので、自宅へ帰るのはたいてい午後2時過ぎになります。それから仕事へ出かけるのも中途半端だし、そもそもリハの後は疲れるので、できる限り予定を何も入れないようにしています。でも今日は、仕事先のとある市から緊急お呼び出しがあり、リハが終わり次第、速攻で出かけてきました。リハの後は脱力しているから、運転ちょっと怖かったなあ。また月経痛の後はどっと脱力感がやってくるので、リハとの相乗効果で今日は身体がふにゃふにゃでした。

 話を本題に。最近、頭による記憶と身体による記憶って異なるなあ、と感じます。身体化された記憶って大切ですね。そんなことを感じた理由を2つほど。

 私はALSになる前から、介護・福祉施設のアドバイスや立ち上げの仕事、また自分自身のヘルパー資格取得などで、何度か何種類かの車椅子に乗る経験をしています。実際に押して移乗してみたり、逆に乗せてもらって移乗してもらったりで、車椅子の便利さ・怖さを経験したり、通行の条件等を学びました。先週、少し久しぶりに、あるところで車椅子に乗りました。介護保険を使って2500円でレンタルされている方の車椅子です。たまたま他の椅子に座っておられたので、2500円の車椅子の乗り心地を試させていただきました。

 身体、特に腰が痛い。首がだるい・・・などが私の感想です。その方はご自分なりにクッションなどで調整し、こんなもんやで〜っとおっしゃっておられました。でもその時、私の身体、私のお尻は思い出しました。今、広島で悪行?中のma-biさんと一緒に、大阪市の身障者センターで座らせてもらったドイツ製の車椅子の感覚を。。。車椅子って、私にとっては自動車・自転車がダメになった時の移動手段(だから電動がよい)と考えているから、早いうちに取り入れようと思っています。でも車椅子は移動手段だけでなく、自分の体の一部でもあるんだって思い出しました。ぴったり来ないとしんどい。車椅子で仕事をしようとしている私にとっては、車椅子そのものが仕事の邪魔になるようであれば意味がない。

 ドイツ製の車椅子に試しに座らせてもらった時、自分を包み込んでくれるような違和感のなさ、腰痛・骨盤痛を忘れさせてくれたクッション、不自然じゃない姿勢が自然にとれる形状・・・私の身体はあの車椅子の感覚を記憶していたようです。あの時、私の身体は喜んでいたのです。お尻はあの感覚を記憶していたのです。車椅子を身体に選んでもらう大切さ、車椅子は身体の一部になるんだということを思い起こさせてくれました。

 もう1つ、身体は覚えていました。私にとって、雑炊は嚥下しにくいということを。

 昨日、ちょっと冷えるし月経痛が辛いしと思い、お鍋にしました。残りを冷蔵保存しておき、今日は雑炊にしました。食べると疲れる(あご・喉や身体全体が)私は、ついつい食べるのに疲れにくそうなメニューを考えてしまいます。今日、雑炊を1口目を食べた後、軽く咳がでました。でも不思議に思わず。2口目、食べた後にもっと強い咳が出ました。あれ?変だなあと思いつつ、3口目を食べました。で、やってしまいました。

 まず、誤嚥です。気管支の中にごはん粒が入りました。思いっきり咳き込んで出しました(まだ出す力はあるということだ)。他にも、鼻の中に入ってしまったり、喉の奥の方で何箇所かに分けてごはん粒が止まってしまったり、口の中のあちこちにごはん粒が残ったり・・・。大変な思いをして、苦しさから逃れました(この時間になっても鼻から喉に粒が出てくる:汚くてごめんなさい。今もまだ、喉とその付近がしびれています)。そして、以前も雑炊を食べた時にむせて苦労したことを思い出しました。嚥下対策をネットなどで見ていると、雑炊やおじやは食べやすいと書かれています。粒が分からなくなるくらいとことん煮て、とろとろにしたら食べやすいのかもしれません。でもまだ粒が残っている状態の雑炊だと、ごはん粒がバラバラになってしまっているので、私の場合、飲み込みに苦労します。

 普通のごはんも以前から喉に引っ掛かりやすいので、普段もおにぎりにしたり、海苔やとろろ昆布で巻いたりするなどして食べています。それなのに、以前も苦しんだのに、頭はそのことをすっかり忘れていました。食べやすいと勧められているものでも、その形状等によっては、自分にとって必ずしも食べやすいとは限らない。「だから1口目から、あかんってゆーてたやろ!」と、身体から喉そして咳を通して言われたような気がしました。喉は覚えていたのですね。気をつけないと。でもそうでなくても元々好き嫌いが激しく、アスピリン喘息で食べられないものが増えてきているのに、更に嚥下障害のため食べられるものが減ってくるとなると、食べ物の選択肢が狭くなるばかりだなあ。

 最近の私の主食(夕食)は、おにぎり(味なし。またはとろろ昆布で巻く)、とうふ(味なし。冷たいのをそのまま)、ヨーグルト(酸味でむせるので桃ジャムを入れる)です。その他に、食べやすそうなもの、作りやすいものなどを選んで食べています。朝食は全く何も食べないか(昔から朝は食欲がない)、バナナ1本あるいはパンを少し食べるだけです。私にとってはバナナは食べやすい食べ物です。でも、朝バナナダイエットが流行るようになってから、スーパーでバナナが売り切れになっていることが多くなり、食べ物の選択肢が少ない私にとっては困ったもんです。

 また、パンを食べる場合、食パンは食べにくいのでパス、甘い味の付いたパンも苦手ですので、貧乏人の味方(と言われているらしい)「ロシアパン」か、小麦高騰で販売量が増えた「米粉パン」を食べています。適度に湿り気があり、適度に固まっているので、パサパサしている食パンや味のついたパンより食べやすいです。

 今日のリハで私が待っている最中に、腰痛・膝痛で悩んでおられる女性がリハをしてもらっていました。体重70kgは超えておられると思います。待っている間、OTさんとの会話が聞こえてくるのだけど、朝バナナダイエットを始められたとのこと。朝バナナダイエットって効果あるのかなあ。ほぼ毎日食べてる私には何の影響もないけれど。。。

 本日、いつも以上に長文にて失礼いたしました。

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