訪看さんにカフアシスト(カフマシン)を試していただきました。

 今日からリハビリ(キャンセルが多く、珍しく私だけだった^^)が終わってから、本格的に訪看さんのアドバイスや手助けを受け始めました。今後、お2人の訪看さんのお世話になります。お2人共、とてもおもしろい方です。お2人ともイニシャルが同じなので、事業主である訪看さんをriverさん、こちらのスタッフである訪看さんをmountさんとお呼びしようかと思います。

 今日はmountさんがお越しくださいました。私のお聞きしたかったこと(PEGの洗浄や肉芽のことなど)や、mountさんのこれまでのご経験など、いろいろ教えていただきました。また、カフアシストを試していただきました(健常な方が試しすぎると、過呼吸になるので注意が必要です)。

 私が使っている(というか現在輸入されている)カフアシストは以下のものです。

     
   

 上の段の一番左がカフアシストのロゴです。次の写真がカフアシストの全体像(正面からみたところ)です。ちなみに本体の大きさは、W27.9×H29.2×D41.9cmで、重量は11kgあります。いろいろな調整ボタンがついています。上の段の右の写真のメーターは、右半分が青色、左半分が黄色、になっています。青い部分が陽圧(inhale)の圧を表し、黄色い部分が陰圧(exhale)の圧を表します。下の段の1番目の写真は、ホース(チューブ)の空気フィルタの部分です。そして下の段の最後の写真が鼻とクチに当てるマスクの部分です。

 カフアシストは排痰のお手伝いをしてくれます。でもマスクに痰が溜まるわけではありません。カフアシストを使用した後、痰は徐々に喉や口の中に上がってきます。あるいは自分で軽く咳をすると吐き出しやすくなります。カフアシストの仕組みは、マスクから発せられる陽圧の空気によって肺が膨らまされた後、瞬間的に(0.1秒くらい)陰圧の吸引に変わり、咳のように肺から空気を素早く引き出してくれます(ちなみに私は、陰圧を強いめに設定して使用しています)。そのようにして、排痰のお手伝いをしてくれるものです。排痰アシストというより、咳アシストですね。だから、カフ(cough=咳)アシストという商品名になっているのでしょう。カフアシストのお陰で、喘息発作も早く治まるようになり、助かっています。

 カフアシストは、小さな食塊も引っ張り出してくれます。私は昨晩、のどに何か引っかかるなあという程度しか感覚的にはなかったのですが、カフアシストを使ってみると、リンゴジャムの中に入れているすりおろしリンゴが口腔内に引っ張り出されてきました。こんな風に誤嚥したと感じないような細かい食塊も引っ張り出してくれるので、自分の誤嚥に対する感覚がはっきりしない・鈍っている時などにも使っていこうと思います。

 今週、カフアシストのレンタル契約をします。いざ契約するとなると、やっぱり高いですねえ。。私、療養してる場合じゃないですよね>mountさん(^^)

 ちなみに、身障法を活用して購入したネブライザーは以下のものです。カフアシストを設置しているワゴン(レスピロさんからお借り?している)の上に、今は乗せています。

   
 左がネブライザー(吸入器)全体の写真です。カフアシストに比べたら、小さいものです。右側がネブライザーを使用するときの組み立て用具一式です。奥に見えるのが、液体のステロイドです。それを薄める生食は冷蔵庫で保管しています。

 ちなみに、ネブライザーに関係ないものが2つあります。1つはタッパーに入っているマウスピースです。もう1つは手前にある笛みたいなものです。これはピークフロー(息の強さ:言い換えれば、吐く息の瞬間最大風速)を計測する器具です。喘息持ちの私は、朝晩で上がったり下がってりしています(朝がとても低い)。

 本当はあとBiPAPがこれら呼吸系アイテムの1つとしてここにいて欲しいのですが、まだ設定が上手くいっていません。私にBiPAPが合うのかどうか、私がBiPAPを使用できるようになるのかどうかは、今後の診察・BiPAP転院次第です。PEGからエレンタールを入れ始め、栄養がついてきたからか、呼吸も少しラクになってきました(夜中はやっぱりしんどいけれど)。なので、BiPAP導入はまだ先延ばしできそうな気もしています。

 明日は退院後、初めてのアレルギー科Drの診察です。Drのご機嫌はいかに?!
 

7 thoughts on “訪看さんにカフアシスト(カフマシン)を試していただきました。

  1. さとりん 返信する

    保険適応になってほしいよね〜
    医療関係者も、カフアシストのこと知らない人が結構いますね〜

    見たことないってうちのSTさんが言ってましたから。

    もっと有名になって(カフアシストが)皆が使えて、安くなればいいんだよね!
    とにかく、とよさんは関西では利用してる珍しい人だから、
    どんどん広めていくのだ〜〜〜!

  2. toyokosan 返信する

    さとりん、ありがとうです。

    ほんと、早く保険適応になってほしいです。誤嚥性肺炎も減ると思うよ。

    私が入院していた病院のDrの方々も、カフアシストをご存知ありませんでした。Drやリハビリ関係者よりも、臨床工学士(人工呼吸器などを扱う専門職)の方がご存知かも知れません。また、他の病院で、小さい子どもさんで重い喘息等に苦しむ方が、一時的に導入するケースを時々見かけました。

    ひょっとしたら、来年度当たりに「院内で」使用する場合だけ、保険適応になる可能性があるとのこと。「在宅で」使用する場合の保険適応は長い長い道のりのようです。

    私がレスピロさんの営業マンになって、関西の方々に売って歩こうかな。11kgも持てないけれど(–)

  3. りえ 返信する

    いよいよコフアシストの使用がはじまりましたね。
    かなり楽になられるのではないかと期待しています。
    夫もこの機械のお陰ですごく助かっていましたので。

  4. toyokosan 返信する

    りえさん、ありがとうございます。

    月額2万円ですから懐は痛いですが、呼吸がラクになるし、小さな誤嚥も防げるしで、早速助かっています。

    カフアシストがあれば、当分BiPAPなしでもいけそうじゃない?とDrもおっしゃってくださっています。
    保険適応になっていない日本では、Drもカフアシストにどれほどの効果があるのかあまりご存知ではないようです。でもBiPAP以上の吸引力のすごさは認めてくださっています。

    りえさんのご主人さんのように、これからコフアシストに助けられる機会が増えていくと思います。楽しみ?にしています。

  5. まこと 返信する

    はじめまして。失礼いたします。カフマシンで調べていたらここにたどりつきました。 私は介護ヘルパーをしているものです。

    筋ジストロフィーの障害をお持ちの利用者様宅でカフマシーン(咳を作る機械)をつかっての介助があるのですが
    胸部を押すタイミングがつかめていません。
    指導者にきいても指導された方法で本当に効果があるのかわからないといわれました。
    息を吐く時に胸部を押すと説明をうけたのですが
    息の吐き始めなのか、吐き始めから吐き終わりの中間くらいに押すのかどっちが正しいでしょうか?

    息を吸う時 口が膨らんで
    息を吐く時 口がしぼむのですが口がしぼみ始めるときに胸部を押すのが正しいでしょうか?
     
    個人的には咳をつくるのであれば、吐き始めに押さないと効果がないように思えるのですが そうすると利用者さんがしんどそうな表情をされます。
    利用者さんは幼く、母親にきいてみても本人にきいてくださいといわれますが、このタイミングでいいですか? 本人と聞くと どのタイミングでも OKの返事が返ってくるので 効果的にどのタイミングが正しいのかわからなくて困っています。 ご存知の方がおられましたら教えていただきたくよろしくお願いいたします。

  6. toyokosan 返信する

    まことさん、はじめまして。コメントありがとうございます。

    私は胸部を押さずに使用しています。息が吐ききれない・吸い足らないと思ったら、カフマシンの圧(あるいは流量)を調整して使用しています。個人的には胸押しなしで使用するのがカフマシンかな?と思っているのですが、胸押しが必要な場合もあるのかもしれません。一度、業者さんに聞いてみますね。

    胸押ししないと、幼い患者さんはカフマシンを使用することが難しいのでしょうか。幼い方の胸を押し続けると、肋骨が折れてしまいそうでちょっと怖いですね。。

    カフマシンは排痰をするために咳を作るわけですから、どのタイミングで胸押しすると排痰が促されるのか、それが基準になるような気がします。患者さんはどのタイミングだと排痰が促されやすいでしょうか。

    まことさんの質問へのお答えになっていなくて申し訳ございません。また他の方に聞いてみて分かったことがありましたら、この続きにコメントいたします。障害者(児)の方のヘルプのお仕事、何かと大変かと思いますが、まことさんのがんばりを応援いたしております。

  7. toyokosan 返信する

    まことさん、カフマシンの件を業者さんに聞いてみました。

    ――――――――――――
    カフアシストの吸引時のタイミングに胸部を押すことで痰をより効果的に出すという手技はあるようです。ただし胸部圧迫時によるリスク(肋骨骨折、内蔵圧迫など)が考えられますので、医療従事者に確認してください。
    ――――――――――――
    ということでした。

    ヘルパーさんに胸押しを求められることもあるかと思いますが、何かあっては大変なので、患者さんの主治医やPTさん等の指示ないしは意見を聞いておかれた方がよいかと思います。

    まことさんのご活躍および幼い患者さんのQOLが上がることを願っております。よろしければまた遊びに来て下さいませ。胸押し情報も引き続き集めておきますね。

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