居宅サービスでも施設サービスでも同等の費用はかかるんです(7/20一部編集)。

 一昨日、ボスDrのいらっしゃる初診病院に行く前に、義母のサービス担当者会議に出席してきました。ケアマネさんとヘルパーステーション2箇所のサ責さん、そして私でした。その結果やその他のことを伝えるために、今日、ダンナの実家へ出かけてきました。珍しく兄弟4名が揃っていました。

 義母の状態は、もともとの疾患である心不全は落ち着きを取り戻したものの、仙骨部の褥瘡がかなり進んでおり、表皮剥離しています。右臀部の方まで褥瘡が進んできています。ショートステイ先では2時間おきに体位交換してくださっていますが、義母は直ぐに仰向けに戻ってしまいます。義母はもともと痩せていましたが、今は栄養状態がかなり悪く(食べないからね。エンシュア等も受け付けないし)、筋肉も脂肪も殆どない、骨と皮だけしかないような身体です。なので表皮剥離し、真皮まで剥離してしまうと骨まで褥瘡が到達しかねません。確実に医療行為が必要となってきています。施設に入るとしても、特養(福祉)では難しく、老健(福祉と医療の中間)しかダメな可能性があるとケアマネさんがおっしゃってくださいました。でも私の(=義母の)住む市には老健が殆どありません。加えて認知症が出始めており、夜中や朝方などに、せん妄(夜間のそわそわ、幻覚、妄想など)が起こります。

 現在のプラン例として、1週間在宅→1週間ショートステイ→1週間在宅→1週間ショートステイ・・・というように考えています。義母の世帯分離の手続きをしたので、ショートステイに関しては費用負担が減りました。でも介護保険の居宅サービスは、1割負担に変わりありません。また、施設では料金に含まれている(含まれていないところもあるけれど)食事代とオムツ代が、在宅介護では介護保険に含まれず、全額自己負担です(おむつ代は市による減免措置もありますが、審査に通りませんでした)。塩分制限や刻み食が必要な義母は、昼と夜に配食サービスを依頼することにしました。エンシュアは少しだけ薄めて寒天で固め、冷やしたら食べてくれるかもしれないと考え、在宅医からエンシュアをもらってきて欲しいと義長兄にお願いしました。

 結局、在宅であっても施設であっても、介護保険分や医療保険分、そして自己負担分を合わせ、ざっと計算しても10万円/月くらいは介護費用がかかります。義長兄が在宅介護に切り替えるという決心をしたのは、もちろん義長兄も義次兄も義母がそばにいる方が良いからでしょうけれど、在宅介護の方が費用が安いし、自分達でなんとかなると思っていたのでしょう。今日の私からの説明(居宅介護でもいろいろな介護保険の居宅サービスないしは自己負担が必要になるということ)を聞き、え???と思ったことでしょう。そして、私の方から費用負担についてどう配分するか検討してくださいね、と伝えました。でも、義長兄は仕事が殆どストップしているし、義三兄も腰を痛めて仕事を休みがちであるなど、介護費用を支払う余裕がありません。ウチのダンナも家のローンを支払うくらいしか所得がありません。今までも私が経済的負担をしてきましたが、今後も引き続き経済的負担(ひょっとしたら10万円/月全額負担)をできるほど、働ける身体ではありません。私自身の生活や仕事、ケアにかかるお金も必要だしね。また、家庭の事情により、義母には年金がありません。世帯分離をしたので、一度、生活保護を申請(その前にお伺い)してきます。

 義長兄に特養と老健の申込書を書けるところだけ書いてもらいましたが、名前しか書いていない・・・。後は私が埋めないといけないということですね。私は字が書きにくくなってきているから、手書きはとても辛いんだけど。それもあって、自分の障害年金の手続きも進んでいません。男の人って(男性全員というわけではありませんが)、なかなか「現実」が分からないんですよね。やってみないとわからないといいつつ、やってみるためのシミュレーションをしようとしないから、やってみる直前になってだんだん恐ろしさが分かってくる。義母本人が帰ってきたら、その大変さがもっと分かってくるでしょう。もちろん、住み慣れた家で暮らしたいという義母の気持ちはとても良く分かります。でもそのための介護力が決定的に不足していること、また、医療行為の必要度が増してきていることなどから、自宅と医療的なつながりを増やさない限り、自宅での介護は難しい局面にあるのです。でもそれがまた、介護の経済的負担を増すことになってしまいます。

 義次兄が知的障害自閉症を持っているので、いろんなヘルパーさんや配食サービスの方々が、今後、自宅に顔を出すようになると、パニックになる可能性があります。なので、今、何時に誰がやってくるというスケジュール表を作っています。meguさんやjinちゃん達と一緒にお仕事させてもらえたお陰で、私も少しはパニック対応策が練れそうです。ちなみにmeguさんたちの事業所と、義母のケアマネおよびショートステイ先の事業所名は同じです(^^) これも何かの縁かな?!
 

6 thoughts on “居宅サービスでも施設サービスでも同等の費用はかかるんです(7/20一部編集)。

  1. さとりん 返信する

    経済的な問題が発生してくるね。
    冷たい言い方かもしれないけど、4人も子供がいる(一般的に)んだからとよさんが
    あまり深くかかわると、今後のためにもよくないのではないかな?
    とよさんからすれば、夫の家族(自分の家族でもある)だから何とかしてやらないと
    という気持ちがあるのは承知だけど。
    今後・・とよさんがどれだけ仕事をしていけるのかと考えると、ここはご主人の兄弟で
    解決してもらわないと、困るのはやっぱりご主人の兄弟であると私は思います。

    請け負うものがどんどん増えてきて、それを払いのけれないようになると
    とよさんのストレス・病気にも悪影響が出てくるのが私には心配です。

    本当なら、入院をしてもらい生活保護を受けるのが一番いいのでしょうが、世帯分離しても同じ敷地内に住んでいるとなると、審査も厳しいでしょう。

    在宅で褥瘡の管理も大変だしね。

    本当に人それぞれ・・・・・かかえているものは違うけど、自分のことだけ
    考えていればそれでいいという立場には中々なれませんね〜

    いい案が出て、とよさんの負担が減りますように・・・・

  2. toyokosan 返信する

    さとりん、ありがとうございます。

    ダンナの家庭にはブログには書ききれない複雑な家庭事情があり、4兄弟共、社会のセーフティネットにすら引っかからない、ものすごく貧しく・厳しい生活を送ってきた方々で、学校すらろくに行くことができませんでした。なので制度面や仕組みの説明、契約などは私が担っています。

    でも私は身体の関係上、直接、義母の身体介護(例えばオムツ替え)にタッチできない(しない)ので、それは実兄弟でお願いしますと役割分担しています。なので、今後は私の役割より、実兄弟の介護役割(比重)の方が高くなってくると思われます。とりあえず初期の準備だけ、私が担うことにしています。

    私個人としては、在宅は最初からムリと叫んでました。でも血縁の兄弟が決めたことなので、そのシミュレーションをするしかありません。今でも私は、在宅介護は反対しています。もうこうなりゃ、一度、血縁の兄弟達に、在宅介護かつ褥瘡管理の大変さを味わってもらうしかないと思っています。

    そして、入院または施設入居を探していることを前提として、生活保護の相談に行ってみようかと思っています。もともと在宅はあくまでも、病院からもう出てくださっていいですよ(柔らかいけど、出て行けという意味ですね)、というところから始まった話ですから。ある意味、在宅は一時的な(行くところがないための)介護手段として、私は捉えています。

    本当は住み慣れた家で義母に暮らしてもらえるのが一番なんだけれどね。
    難しいね。私達だって、やっぱり家がいいと思うかもしれないし。。。

  3. カメックス 返信する

    とよこさん
     はじめまして。
    山形のカメックスと申します。
    (男・42歳)
    私、ALS患者本人です。
    告知されてから6月で1年になりました。
    「Google アラート」でとよこさんのブログが
    ヒットしまして、訪れてみました。
    今後、ちょこちょこ訪れてみます。

  4. gurigurimomonga 返信する

    とよこさんへ、
    四十過ぎの独身中年が七十代の認知症の父親を一人で面倒を見ているという噂が、おいらの住んでいた地区に広まりました。それは、正しく自分だったのですが、ケアマネージャーさんが好い人で、積極的に近隣の特養へ触れ回ってくれたようです。待機順位が一挙に百人以上を抜いて、即時入居が可能になりました。
    とよこさんの地区のケアマネージャーさんとかは、ブログを読んでいる限り、一生懸命な感じがしますね。言葉は悪いのですが、皆さん、共倒れになっては取り返しが付きませんので、おいらは特養を薦めます。今は設備が本当に良くなりましたから。後は、家族がまめに訪れて面会してあげれば、お義母さんも喜ぶのではないでしょうか?

  5. toyokosan 返信する

    カメックスさん、コメントありがとうございます。

    google アラートでヒットして、こちらまでご訪問いただいたなんて、何かの縁ですね。これからもよろしくお願い申し上げます。

    私も今年、42歳になります(自称:いつまでも25歳^^)いつからが発症か、いつが正式な告知なのかも分からない状態なので、おおよそ1年半ちょっと経過した患者です。

    カメックスさんのお体の具合はいかがですか? お互い、苦しいことがいっぱい出てくると思いますが、ぼちぼち行きましょう。またご訪問いただけるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

  6. toyokosan 返信する

    ぐりぐりももんがさん、ありがとうございました。

    義母は要介護5になり、施設に入れるチャンスも高まったのですが、義長兄と義次兄がどうしても一度自宅へ連れて帰りたいという希望があったので、それならそのチャンスを活かし、介護の大変さを知っていただこうと思っています。

    その間に、私は特養と老健の申込をしまくります。「病院から退院をせざるを得なくなり、一旦自宅へもどったが、兄弟とその配偶者に障害者が2名いるなど、種々の理由から決定的に介護力が不足しており、また認知症も出始めているため、自宅介護ができなくなってきています・・・」といったストーリーであちこちの特養のケアマネさん等に申込書と手紙を添えて、義長兄に訪問に行ってもらう予定でいます。

    ただ褥瘡があると、特養では受け入れてくれない可能性があります。医療行為の可能な(医師が傍にいる)体制でないと、難しいかも知れません。なので、ケアマネさんと相談しながら、申し込む順番などを決めていこうと思います。

    義長兄と義次兄は家族思いというか、義次兄が1日でも義母に会えないと悲しむので、緊急入院した日から毎日、夜の面会時間ギリギリに義母に会いに行っています。今のところ「皆勤賞」と話しておりました。

    義母が施設はもうイヤだというかもしれませんが、上手く話を持っていって、みんながいい意味でラクになり、義母に少しでもがんばってもらえたらと思っています。いろいろとアドバイスありがとうございました。

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