現場の知恵との出会い。

 先週の金曜日に、リハDrのご紹介で、ご自分で福祉用具/生活用具を手作りされ、また大学での講師や、脳血管障害や頸椎損傷の方々の生活用具等について考えるネットワークに参加されていたり、各地で開かれる知的障害発達障害などのワーキングでも活躍されておられるM氏に、ウチのマンションのスロープの件でお越しいただきました。リハDrとM氏はお近くにお住まいであり、上述の脳血管障害等の方の生活用具等のネットワークなどでもう10年以上のお付き合いがあるそうです。発達障害児向けのパーテーションを某社に卸しておられる方です>meguさん、jinちゃんへ。

 マンションのスロープについていろいろ考えていただいた結果、1つはM氏ご提案の商品が福祉用具業者さんで取り扱っておられるか、取り扱っておられるなら試用させてもらえないか聞いてみること、もう1つはM氏ご提案の方法で手作りしていただく方法をご提示いただきました。私がお願いしている福祉業者の会社さんとM氏は懇意にされているようなので、同じ会社の営業マンに尋ねることになってしまいますが、一度、聞いてみたいと思っています。ダメなら、手作りでお願いする予定です。

 また、キーボードが打ちにくくなってきたので、スクリーンキーボードかオペナビを導入しようと考えているとお話ししたところ、ベッドの導入が決まり、どのような動線でPCを使っていくようになるのかが見えてきたら、これらのソフトに頼る前に、腕や手を手作り用具で使いやすくする工夫を検討していただくことになりました。

 このマンションに当面は住み続けることになりそうなので、いろいろ環境整備をしていかないといけません。上記以外にも、環境制御装置なども必要になってくるでしょう。自分でいろいろ情報収集していますが、理論もお持ちで、手作りできる方からみられたご意見をお聞きしていると、納得できることが多々あります。そこで手作りしていただいた用具の料金のお支払とは別に、いろいろ企画提案や相談にのっていただける私のアドバイザーとして、有償でご依頼することにしました。

 私自身、企画や情報や時間のタダ取りに悩まされているので(これって日本人の文化ですよねえ)、きっちりと有償でお願いすることにより、私自身も意見が言えるようになりますし、私のためにM氏に無償の時間を割いていただくことがないようになるのではと考えました。

 よい情報/新鮮な情報は現場を知っている方からもらうこと、現場から湧き出た知恵は対価に値すること、それらに対価を支払おうとしない人とそうでない人では得られる情報が違ってくるということ・・・いつも私が思っており、私の現場でもそのように伝えているのだから、自分もそうしたいと常々思っています。制度の情報(行政情報)や、制度の中で働く方から得られる情報(Dr、Ns、保健師さん、ケアマネさんなど)等に加え、現場の学習(状況論)から生まれる知恵の奥深さをぜひ見せていただきたいです。Mさん、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 

6 thoughts on “現場の知恵との出会い。

  1. ぽんた 返信する

    その考えとてもいいと思います。確かに経済的な面の問題もあるでしょうが、
    ノウハウを持っている人に とことん教えてもらい 工夫してもらう 一緒に考えてもらうとき 善意だからと言いたいことも 言えないような関係ではなく 意見をしっかりいって 同じ目線で勝負してほしい!! それに対して 対価を払えるならそのほうが いい関係になるかも    でも 善意の人も とよさんの周りには 沢山います。
    過ごし易く 仕事しやすく とやさんらしくいられるように 願ってます

  2. ぽんた 返信する

    失礼しました。最後とやさんになってました。ごめんなさい。とよさんです。
    ハルシオンとソラナックス効いてきたみたい、一時どっちかだけ飲んでたんだけど
    ずーと変な夢を見続けるので しっかりのんでます ではおやすみなさい

  3. いたこ 返信する

     それが慣例です。日本では、情報はお金になりません。なんでやぁ。といいつつ、機能するけど仕組みが隠蔽できる方法はあるようです。機能するけど、見ただけではわからないような仕組みなのかなぁ。考え中です。分離できるといいんだけど。

  4. toyokosan 返信する

    ぽんたさん、ありがとうございます。とやさんでも、とゆさんでも、とろさんでも何でもOKですよ(?)

    情報の非対称性は経済格差から生まれていると、私自身も思っています。ただ、経済格差のために情報が集まらないという方にとって必要な情報とは、誰もが得られるべき情報、例えば福祉でいえば介護保険や生活保護といった情報などが中心あり、まずはそういった情報を提供する必要があるかと思います。私の義母家族がそうでした。
    また、それらの周知徹底は行政がいろいろ工夫して行っているかと思います。まだまだ不十分、というかやり方に問題があるように見受けられます。

    それ以上の情報、現場から生まれた情報(知恵)というのは、やはり対価を支払い、ぽんたさんがお書き下さったように同じ目線で勝負できる(話し合える)方が良い関係になるかと思っています。あるいは異なる情報同士をギブアンドテイクするか、ということも考えられるかもしれません。

    私に善意を持って接してくださる方もたくさんいらっしゃいます。いつも感謝いたしております。この場合、善意のお返しを例えば時折食事に誘ってみたり、おやつやお茶を共にする、仕事でお返しするなど、対価という発想とはまた異なる形で感謝を表したいなと思っています。

    制度を活用して支援をしてくださっている方々とは、自己負担しているんだからという気持ちで付き合うのではなく、自分の身体を安心して預けられる関係になりたいと思っています。そして安心できていますということを、ありがとうの言葉を添えて伝えたいです。

    いろんな形で私と関わって下さる方それぞれの関わり方に応じて、感謝の気持の伝え方が変わりますよね。これからもいろんな関わり方をしながら、私を支えて下さる方とお付き合いできればと思っています。もちろん、ぽんたさんのように、コメントを通してご意見をいただける方、励ましをいただける方も、私にとって大切な支えです。いつもありがとうございます。

  5. toyokosan 返信する

    いたこさん、ありがとうございます。

    いたこさんはIT系の方ですので、構造化といえば構造化プログラミングが浮かんでこられますでしょうか?(私はプログラムの知識はありませんが) 構造化という言葉は、領域ごとにそれぞれ定義されて(されていないこともありますが)使われていますね。
    私の場合、ブログのサブタイトル通り、(人の行為を)見て・つないで・組み立てるということを構造化と定義しています。

    情報を扱うITの世界でも、情報はお金にはなりませんよね。ソフト面とハード面では隠蔽できる方法は異なるのかもしれません。ソフト面では自分の知識をITを使って販売しようという方もいらっしゃれば、オープンにする方がさらに知識が生まれるという方もいらっしゃいますね。
    どんな世界でも、コンテンツは無料でもらえるものというのが日本の慣例ですね。だから、情報を探し出すリテラシーの低下も激しいように感じます。

    私のような仕事人(コーディネーター)が暗黙化されているヒトモノカネ以外に知識・知恵をつなげることにより、対価を得られるようになっていかないと、いつまで経っても情報はタダでしょうね。情報をコーディネートするということで、対価を生んでいく必要があるのかもしれません。それはプログラミングの世界でも同じことが言えるのかなと思います。

    情報に対価を持たせる・・・本を書けば対価になるという安直な今の考え方で終わらせたくないなあというのが私の本音です。

  6. toyokosan 返信する

    ぽんたさん、書くのを忘れました。

    ハルシオンとソラナックスを服用されておられるのですね。もうずいぶん長い間、服用されておられるのでしょうか?
    お身体、どうぞいたわってあげてくださいね。ストレスが多い生活かと思いますが、無理はなさらないよう・・・。私がこんなことを言っても、説得力がないですね(–)。

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