「犬の十戒」

 火曜日からしゃっくりが始まり、水曜日になっても止まらなくなってきました。しゃっくりしすぎると横隔膜が痛いですが、心臓も痛くなってきます。事実、48時間以上しゃっくりが続いたら、心臓に影響が出るから救急で運べ、と言われているそうです。

 あまりに辛いので、水曜日に往診をお願いしているDrの病院へ行って来て、「芍薬甘草湯」をもらってきました。その後、木曜日の夜までしゃっくりが続き、心臓が苦しく、おまけに咳が出てきました。

 ベッドでしゃっくりしながら、あるいは心臓、横隔膜を始めとする身体の痛みに耐えながら考えていたことが、イヌかネコを飼いたいということです。それも里親として。けれどそれは甘い考えだということが良く分かってきました。

 里親を行っている動物愛護市民団体『ジャパン・ケイナイン・ディフェンス・リーグ(JCDL)』(吹田市)のHPから2つ、文章を紹介したいと思います。
 http://www.jcdl.jp/howto.html

犬の十戒 (作者不詳)」

1. My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.
Remember that before you buy me.
私の一生は10〜15年くらいしかありません。ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです。
私を飼う前にどうかその事を考えて下さい。

2. Give me time to understand what you want of me.
私が「あなたが私に望んでいる事」を理解できるようになるまで時間が必要です。

3. Place your trust in me. It’s crucial to my well-being.
私を信頼して下さい…それだけで私は幸せです。

4. Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment.
You have your work,your entertainment and your friends.I have only you.
私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。でも…私にはあなただけしかいないのです。

5. Talk to me sometimes. Even if I don’t understand your words,
I understand your voice when it’s speaking to me.
時には私に話しかけて下さい。たとえあなたの言葉そのものはわからなくても私に話しかけているあなたの声で理解しています。

6. Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.
あなたが私の事をどんな風に扱っているのか気付いて下さい。私はその事を決して忘れません。

7. Remember before you hit me that I have teeth that could easily crush the bones of your hands but that I choose not to bite you.
私を叩く前に思い出して下さい。私にはあなたの手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど、私はあなたを噛まないようにしているという事を。

8. Before you scold me for being uncooperative,obstinate or lazy, ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I’m not getting the right food,or I’ve been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.
私のことを言う事をきかない、頑固だ、怠け者だと叱る前に、私がそうなる原因が何かないかと、あなた自身考えてみて下さい。
適切な食餌をあげなかったのでは?
日中太陽が照りつけている外に長時間放置していたのかも?
心臓が年をとるにつれて弱ってはいないだろうか?などと。

9. Take care of me when I get old. You, too, will grow old.
私が年をとってもどうか世話をして下さい。あなたも同じように年をとるのです。

10. Go with me on difficult journeys. Never say, “I can’t bear to watch it.” or “Let it happen in my absence.” Everything is easier for me if you are there. Remember, I Love You・・・
最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送ってください。
「見ているのがつらいから」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言わないでほしいのです。
あなたがそばにいてくれるだけで、私にはどんなことでも安らかに受け入れられます。
そして…どうか忘れないで下さい。私があなたを愛していることを。

長くなりますが、以下の話はぜひ掲載しておきたいです。

「How Could You …(どうして…?) by Jim Wills (ジム・ウイリス)」

私がまだ仔犬だった頃、私はあなたが喜ぶような仕草をして、あなたを笑わせました。あなたは私のことを「うちの子」と呼び、私がどんなに靴やクッションをいたずらしても、私をあなたの最良の友としてくれました。
私が悪さをすると、あなたは私を指さし、その指を振りながら「どうして……?」と問いました。しかしあなたはすぐに微笑み、私を転がしてお腹をなでてくれました。
あなたがとても忙しかったので、私のいたずらは思ったより長く続きましたが、それはお互い時間をかけて解決しましたね。

あなたに寄り添い、あなたの信念や、誰にも秘密にしている将来の夢を聞き入った夜の事を、私は今でも覚えています。あの時私は、これ以上幸せな人生はないと、固く信じていました。
私たちはたくさん散歩をし、公園で走り、ドライブし、途中でソフトクリームを食べました。(あなたは、「アイスクリームは犬の身体に悪いから」と言って、私にはコーンしかくれませんでしたが……)私はいつも陽だまりでうたた寝をしながら、あなたが一日の仕事を終えて家に帰ってくるのを待ちました。

次第に、あなたは仕事や出世のために費やす時間が長くなり、やがて人間のパートナーを探すようになりました。私は辛抱強く待ちました。あなたが傷ついた時や落ち込んだ時にはあなたを慰め、あなたの決断が間違っていても決して避難せず、あなたが家に帰ってくると、おおはしゃぎして喜びました。
あなたが恋に落ちた時も、いっしょになって歓喜しました。
彼女(今はあなたの奥さんですが)は、「イヌ好き」な人ではありませんでしたが、それでも私は彼女を受け入れ、愛情を示し、彼女の言うことを聞きました。あなたが幸せだったから、私も幸せだったのです……。

やがて人間の赤ちゃんが産まれてきて、私も一緒に、その興奮を味わいました。赤ちゃんたちの、そのピンク色の肌に、またその香りに、私も魅了されました。私も、赤ちゃんたちを可愛がりたかったのです。

しかしあなたたちは、私が赤ちゃんを傷つけるのではないかと心配し、私は一日の大半を他の部屋やケージに閉じ込められて過ごしました。私がどれほど赤ちゃんたちを愛したいと思ったことか。でも私は「愛の囚人」でした。

赤ちゃんたちが成長するにつれて、私は彼らの友だちになりました。彼らは私の毛にしがみついて、よちよち足でつかまり立ちをしたり、私の眼を指でつついたり、耳をめくって中を覗いたり、私の鼻にキスをしました。私は彼らの全てを愛し、彼らが私を撫でるたびに喜びました。何故なら、あなたはもう、めったに私を触らなかったから……。
必要があれば私は命を投げ出しても、子供たちを守ったでしょう。私は彼らのベッドに潜り込み、彼らの悩み事や、誰にも秘密にしている将来の夢に聞き入りました。そして一緒に、あなたを乗せて帰ってくる車の音を待ちました。

そして、あなたは別の街で新しい仕事を見つけ、みんなでペット不可のマンションに引越しをすることになりました。あなたは「自分の家族」のために正しい決断をしましたが、かつて、私があなたのたった一人の家族だった時もあったのです。

私は久々のドライブで、とても嬉しかった……保健所に着くまでは……。そこには犬や猫たちの、恐怖と絶望の匂いが漂っていました。あなたは書類に記入を済ませて、係員に「この子によい里親を探してくれ」と言いました。保健所の人は肩をすくめて、眉をひそめました。彼らは知っていたのです、歳を取った成犬たちが、たとえ「血統書」付きでも直面する現実を……。あなたは、「パパやめて、ボクの犬を連れて行かせないで!」と叫ぶ子供の指を一本一本、私の首輪から引き離さなければなりませんでした。
私はあなたの子供のことを心配しました。何故なら、あなたはたった今、このことを通して、友情、誠実さ、愛、責任、そしてすべての生命への尊重の無意味を、彼に教えたのです。あなたは私の頭を軽くたたき、「さよなら」と言いました。あなたは私から目をそらし、首輪とリードを持ち帰ることさえ、丁重に断りました。

あなたにとって守るべき期日があったように、今度は私にも期日がやってきました。あなたが去った後、優しい女性係員が二人やってきて言いました。「何ヶ月も前からこの引越のことを知っていたはずなのに、里親を探す努力もしなかったのね……」と。彼女たちは首を振りながらつぶやきました「どうして……?」

保健所の人たちは、忙しさの合間に、とても親切にしてくれました。もちろんゴハンはくれました。でも、私の食欲はもう何日も前からなくなっていました。最初は誰かが私のケージの前を通るたびに走り寄りました。あなたが考えを変えて私を迎えに来てくれたのだと願いました。今回のことが全部、悪夢であってほしいと願いました。そうでなければ、せめて私を気に留め、ここから助け出してくれる誰かが来てくれればと……。
しかし、幼い仔犬たちの愛情を求める可愛らしい仕草には敵わないと悟った年老いた私は、仔犬たちの明るい運命を脇目に、ケージの隅に引っ込み、ひたすら待ちました。

ある日の夜、係員の女性の足音が近づいてきました。私は彼女の後に続いて通路をとぼとぼ歩き、別の部屋に行きました。しんと静まり返った部屋でした。彼女は私を台の上に乗せ、私の耳を撫で、心配しないでと言いました。私の心臓が、今まさに起きようとしている事実を予期し、ドキドキと鼓動しました……(後略)

 長くなりましたが、以上です。
 

2 thoughts on “「犬の十戒」

  1. マサ 返信する

    とよこさん、随分と遅くなりましたが今年も宜しくお願いします。
    去年末から今年にかけ(まだ解決していません) 自分一人ではどうする事も出来ない
    人間関係で、落ち込み 悩み 考えて・・・ウツ状態
    年明け初コメントぐらい 明るい内容にしろよ!と思いつつ

    シャックリ止まりましたか?
    横隔膜休ませたいですよね
    ゆっくりと眠れている事を願います。

  2. toyokosan 返信する

    マサさん、こちらこそ今年もよろしくお願い申し上げます。

    どうしたの? 何か複雑そうなことが起きているようですね。一人ではどうにもできない・・・一緒に解決できそうな方もいらっしゃらないようですね。
    私に出来ることがあればお話して下さいね。必要ならメルアドをお教えしますよ。

    しゃっくりって、こんなに心臓と筋肉に負担をかけるものだと思わなかったです。腸の筋肉も痛くて、ようやく今日、お鍋を2杯食べることが出来ました。昨日まではパン1つでした(–)

    ほんとに、お話聞くだけでマサさんの気分が収まるなら私に伝えてね。あまりひどいうつ状態にならないことを願っています。

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