介助犬総合訓練センターの見学会に出かけてきました。

 昨日はとよダンナと一緒に、「社会福祉法人 日本介助犬協会」の訓練センターである「介助犬総合訓練センター 〜シンシアの丘〜」の見学会に出かけてきました。シンシアとは、介助犬の利用者(ユーザーさんと呼びます)が、盲導犬聴導犬を含む「補助犬」の法整備に参加されていた時に介助していた犬の名前を取って付けられました。訓練センターの場所が愛知万博が開かれたところの近くにある丘に立地しているので、「シンシアの丘」という名前がつきました。

 土曜日が愛知にある訓練センターでの見学会、日曜日は東京にある法人が開く介助犬フェスタがあると聞き、かつ、いただいた紙面では東京で介助犬の相談会があると知ったので、土曜は愛知、日曜は東京と移動するつもりで、新幹線に乗り、名古屋でレンタカーを借りて、まずは訓練センターへ出かけました。結局、こちらで相談を受け付けてくださったので、東京行きは中止することができました。移動距離が短くなり、助かりました。

 介助犬そのもののことは、以下のURLに詳しく書かれています。簡単に言えば、肢体不自由者の介助をしてくれる犬のことです。
  http://www.s-dog.jp/ (社会福祉法人 日本介助犬協会 および 介助犬総合訓練センター 〜シンシアの丘〜のHP)

 私は介助犬を街の中で見たことはありませんが、介助犬そのものの存在は以前から知っていました。ただ、私の身体と介助犬のこととは全く結びついていませんでした。そんな時、リハ病院の青鬼セラピストさんからこちらの訓練センターの情報をお聞きし、青鬼セラピストさんも実際に見学に行って来られ、私に合うかもしれないとおっしゃってくださいました。そこで始めて、私の身体と介助犬のことが結びつきました。

 早速、資料請求を行いました。資料を送付してくださる前に、メールでお返事をいただきました。その中に、ちょうど今週の土日で上記のイベントが開催されると知り、慌てて申し込みをしました。土曜日の見学会では、午後2時から約2時間の見学(説明を含む)への参加に加え、見学会の前後で合計2時間以上、ご相談にのっていただきました。

 もちろん、私のところに介助犬がやってくることが決まった訳ではありません。あえてここには書きませんが、メリット・デメリット、不安に感じること・あえて挑戦してみたいことなど、相談員の方といろいろお話させていただきました。中でも特に、進行性の病気、つまり障害固定しない私、かついずれは声が出なくなるかもしれない私に、介助犬がふさわしいのかどうかなどをお話してきました。

 もし本当に私が介助犬のユーザーになるとすれば、まずは、市町村(を通して県)に補助申請をしなければいけません。今までの介助犬の育成費用(イニシャルコスト)を法人に補助してもらうためです。ユーザーになってからかかる費用(ランニングコスト)はユーザーが負担することになります。つまり、介助犬が私自身に合うとなっても、市町村と県の壁を先に崩さなければいけません。

 ケチの都大阪を目指す某知事や、市町村のそんな法律知らんなどという声を、理解の声に変えていかなければいけません。法律上は先にこちらの育成費用の補助金が解決してから訓練センター(質は別にして他にもいくつかあります)を探すことになっているので、近々、市役所へのアタック第1弾を開始し、その状況をこちらの訓練センターさんに連絡させていただこうと思っています。

 犬を飼ったことがない私は、犬を飼うこと自体、ましてや大型犬(ほとんどがレトリバー)を飼えるのだろうか、それもこんな狭いウチの中で飼えるのだろうか(ウチごと介助犬の住処になりそう)・・・そんなことを考えると、躊躇してしまう部分がないとはいえません。加えて、介助犬のユーザーになることは、私の仕事の中で「大勝負」をすることにもなります。そして、経済的・社会的・その他からみた自分の将来像を考える大事な要素ともなりえます。

 書きたいこと、思うことはたくさんあるのですが、まだ私の心・頭の中でまとめ切れていません。援助なしには生きていけない身体になってしまった上に、介助犬からの援助を受けるということは、あらゆる意味で負担が増えることになります。ただ、私からも援助ができる(全ては出来ないから、やはりとよダンナの手を借りなければいけないけれど)、言うなれば、甘えるのが下手な私が無条件で甘えさせてもらえる(心の安定を図らせてもらえる)パートナーが始めて出来ることにもつながります(もちろん未定です)。

 当然、生き物だから毎日の世話が必要です。経済的負担も大きくなり、自分の生活費のことも考えなければいけません。そういうことを考えると100%意思決定が出来ているかと問われると、まだ自信はありません。今まで、家族・親族や仕事先を中心に背中を押してきた(押し切れなかったこともあるけれど)自分が、今度は自分の背中を押せるかどうかを試すことになります。

 でも頭の中で考えすぎても仕方ないから、まずは行動してみます。それから総合的な判断と意思決定を、自分で下す、ないしはセンターの方に下していただこうと思います。今後の動きは、また時々ブログに書いていきます。初めてのBiPAP持参の旅、ヘトヘトに疲れました。とよダンナも疲れております(ありがとうね)。今日はこれで眠ります。おやすみなさい。
 

4 thoughts on “介助犬総合訓練センターの見学会に出かけてきました。

  1. inutosanpo 返信する

    期待と不安が交差しますよね 前を見て少しづつ前進して期待を膨らまし 不安を減らして行きましょう

  2. toyokosan 返信する

    inutosanpoさん、はじめまして。コメントありがとうございました。
    お名前の通り、犬を飼っていらっしゃる方でしょうか。

    おっしゃる通り、期待と不安が終日ずっと交錯しています。介助犬に何をしてもらいたいのだろう、何をお願いしたらいいのだろう、私のニーズって何だろう・・・具体的に考えれば考えるほど実際のイメージが浮かんでこないので、何からイメージを作り上げていけばいいのかがまだ見えません。

    でも、少しずつ行動していくことによって、見えてくることもあると思っています。今はあまり深く考えすぎず、期待と不安の距離が徐々に縮まっていくことを願っています。

    コメントありがとうございました。また今後の過程も記していきます。よろしければ、またご覧いただければ幸いです。応援いただけるととてもうれしいです。ありがとうございました。

  3. さとりん 返信する

    お久しぶりです!
    とよさん犬の毛大丈夫??
    喘息出なければいいけど、一度犬アレルギーがないか調べてもらった方がいいよ。

    うちの近所にラブ(黒)と電動車いすの女性がいます。 犬の背中には黄色の介助犬のベスト。
    とてもお利口さんな犬で、スーパーで買い物を手伝ってるワンコちゃんは、私の憧れそのものです。
    女性はやはり神経難病みたいです。

    散歩とかトイレとかどうしてるのかな?っていつも見かけると思ってます。
    (うちのオサムちゃんと比べてしまう自分がいるから→うちのワンコの世話がそれなりに大変だからね〜)

  4. toyokosan 返信する

    さとりん、ありがとうございます。元気そうで良かったー。

    私はたぶん、犬アレルギーはないと思うのですが、念のため調べてもらいますね。

    近所に介助犬のユーザーさんがいらっしゃるのですね。そのことを聞かせてもらえて、私も行政との交渉にチャレンジしてみようという勇気をもらえました。
    ヘルパーさんや移動支援では頼みにくいちょっとしたことを、介助犬が手伝ってくれる・・・私も憧れます。

    散歩はもちろん必要です。とよダンナに協力してもらわないとムリだと思っています。トイレの世話はウチの中もそうだし、外でも必要です。介助犬センターで、外でウンチをする場合の介助道具が売られていました。もしユーザーになれたら、買っておこうと思います。

    おさむちゃんは相変わらず元気いっぱいですか? さとりんが世話をするのは大変そうですね。連れて帰ってきたお兄ちゃんは、相変わらずノータッチかな???

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。