モルヒネ(アンペック座薬)、再び処方してもらえることになりました。

 本日、アレルギー内科Drの診察に出かけてきました。その際に、先日、モルヒネによって心不全から肺水腫を起こした後、循環器Dr等と相談した結果などを書いた資料をアレルギー内科Drにお渡しし、私も“しどろもどろ”になりながら説明してきました(誰ですか、クチから産まれてきたくせにとか仰っている方は^^)。その結果、ちゃんと心臓の薬を飲んで診察もしてもらうんやでということで、1日1個、アンペック座薬10mgを処方していただくことができました。みなさん、ご心配をお掛けし、ご協力をありがとうございました。

 モルヒネ(アンペック座薬)を使用しても身体が絞られるような痛みは完全に取れる訳ではなく(痛みがある程度マシになるという感じです)、心臓を今以上に弱らせる危険性がないとは言えませんが、やはり有ると無いとでは、気持ち的にも身体的にも大きく異なります。ただ、私の場合、モルヒネを使うと自己導尿をしなくてはいけなくなるので、泌尿器科クリニックにその道具をもらいに行く回数が増えます。なので、出来る限り毎日ではなく(処方は1日1個にしてもらいましたが)、苦しい時に使っていくようにしたいと思います。

 昨日書いたとおり、この病院では、私は「アレルギー患者」(いろいろな喘息、食べ物など)が主であり、「ALS患者」(ついでにメニエール&狭心症&乾燥肌など)は副でありますから、主である特殊なアレルギーを持つ患者に対する対応策として、オピオイド(今回はモルヒネ)を出してもらえたのかもしれません。フェンタニル(デュロテップMTパッチ)は慢性疼痛にも適応されていますので、Drにe-learningを30分程受けていただき、最後に出てくる誓約書を患者と交わせば、処方してもらえます。でもデュロテップだけではとても痛みがラクになるというものではなく(私の痛みの原因は通常の慢性疼痛と異なりますから)、やはりモルヒネ(アンペック座薬)は私には欠かせないものです。モルヒネには経口薬もありますが、座薬の方が胃腸などを痛めずに済むので、その方が良いのかもしれません。指が不自由になってきて、ちょっと挿しにくくはなってきておりますが・・・。

 これからは心臓と相談しながら、モルヒネを使おうと思っております。あ、まだモルヒネを使っていないのに、心臓の信号が点滅し始めてきました。そう、私はウルトラマンなのです^^ さて、強心剤(半錠:血圧が低いためか、1錠飲むと心臓がひっくり返りそうになる)を飲むとしましょうか。

 半錠だから、ひとつひとつビニールの袋に個装されているので、それを破るのが一苦労です。自分で薬を半分に割る自助具を買って、小さなピルケースに何個か入れておいていいですか?と循環器Drにお聞きしましたが、湿気に弱い薬だからダメとのことでした。

 まあ、薬を半分に割るという行為も、私自身が自分で出来なくなったら、ヘルパーさんに頼みたくても医療行為だから出来ないだろうし、いまのままの個装状態で使用していくしかないですね。

 話は変わりますが、医療行為で思い出しました。(私は社会学が専門ではありませんので言葉が間違っているかもしれませんが)ヘルパーさん等による痰吸引は、認知的制度から法律等のバックアップのついた社会経済的制度(ないしは規範制度)に変わってしまうのですね。認知的制度には良い制度も良くない制度もありますが、今までのように事業所およびヘルパーさん等との信頼関係かつ患者自身が責任を負うという認知的制度は、私自身は良い制度であったと思っています。しかし、法律等によるバックアップをつけた社会経済的制度に変わってしまうことにより、患者もヘルパーさん等も事業所さんも、不利益を被る可能性が高くなるでしょう。

 誰が無償で、何度も何日も研修を受けるのでしょう。自らの意思でサービス単価を決められない許認可事業をしているのに、どこの事業所が教育訓練のために莫大な費用を出すのでしょう。自己の意志で動いている、組織に所属していないかつ責任も持たない、指揮命令で動くことの無いボランティアが、教育訓練を受けてまでリスクを背負うつもりになれるのでしょうか。

 こりゃ、気管切開&人工呼吸器装着を行う患者が世界的にも多いと言われている日本ですが、そのような患者の数が減っていっても仕方ありませんね。民事ではすまない、刑事事件にまで発展する可能性もあるのですから、それでも痰吸引を行おうとするヘルパーさん等が増えるとは、私には思えません。社会経済制度(ないしは規範制度)化するということのメリットとデメリットのうち、徐々にデメリットが広がっていったように思えてなりません。

 痰吸引制度の変更が、今後、どのような影響を与えていくのでしょうね。私は日本ALS協会に入っていませんので詳しい情報が手に入らないため、自分で検索する等で情報を得ていくしかありません(生き方の選択肢を1つしか与えられていない、かつ患者が事例研究等の材料<いい研究材料ですものね>にされてしまう協会に、私は今も今後も入るつもりはありません<呼吸器をつけて生きていけと研究者が書籍でも仰ったしね>)。だから私の知っている情報は時系列的に遅れがあるかもしれませんが、私の知る限り、現状はあまり良い傾向に進んでいるとは思えません。

 とりあえず、昨日の疲れがまだ尾を引いていますので、お風呂にでも入ってきます。仮眠中のとよダンナ〜、起きて一緒にお風呂に入っておくれ〜。

 アンペック座薬の件でご心配をお掛けしたり応援いただいたりした皆様方、ありがとうございました。この処方が、私が死ぬまで続くことを願っております。痛いの、痛いの、飛んでいけ〜♪ どこに飛んでいくでしょう。拾った方へ。私は所有権を放棄しておりますので、どうぞお持ち帰り下さいませ?!
 

4 thoughts on “モルヒネ(アンペック座薬)、再び処方してもらえることになりました。

  1. ぐりぐりももんが 返信する

    処方が再開してもらえてよかったの一言ですね。
    麻薬及び向精神薬取締法っていう法律もありますので、お医者さんも慎重にならざるを得ないのかもしれません。
    ところで、日本では戦後間もなくまでヒロポンが合法的でしたし、19世紀のイギリスではアヘンチンキをシロップにして、赤ん坊の気付けに飲ませていたそうです。
    時代が進むにつれて、それだけ薬の効果や有害性が細かく分析理解されるようになったと言うことでしょうか。

  2. 希望 返信する

    アンペック座薬がまた処方されるようになってよかったですね、ひと安心です。
    お体を大事にしてくださいね。

  3. toyokosan 返信する

    ぐりりん社長、ありがとうございました。

    処方再開、本当にうれしいです。オピオイドはこの法律に引っかからない、医療的麻薬のことを呼びますが、一歩間違えるとこの法律どおりの状態になり得る薬ですので、病院側も慎重でしょうね。

    昔はオピオイドなんていう分類も、このような法律もなく、アヘンなどが「薬草」として麻酔薬に使われていたりもしたそうですね。ぐりりん社長の仰るとおり、麻薬としての分類が進み、人間に合うものかどうかの取捨選択となりました。
    今でも、葉は薬草、根は漢方と扱われる植物があるなど、合成麻薬ではない天然麻薬は複雑ですね。私が使用しているものは合成麻薬が多いのですが、それはそれで、やはりいろんな法律で認められなければなりません。

    しかし、薬剤師さんでも薬種商さんでも、オピオイドに詳しい方が多いわけではなく、いろんな麻薬をモルヒネ換算するときに迷われる方が結構いらっしゃいます。薬剤師の学部が6年生になったのも、分からないではないなあと感じています。レセプトの勉強も、いろいろと複雑化してきているようです。

    薬学部に興味があった私ですが、農学部に進学しておいて良かったかも^^

  4. toyokosan 返信する

    希望さん、本当にありがとうございました。

    大切な希望さんの診察時間を私のために活用していいただいて、心より感謝申し上げます。もうご迷惑をお掛けしないようにしますね。ちなみに、リリカは院内薬局には置いていないようでした。

    確かにALSということでは、長期処方はムリでしょうね。私には「アスピリン喘息」という強力な鎮痛剤アレルギーがあるので(機序も分からず治しようが無いので、本当はアレルギーとは言わないのですが)、処方してもらえたのかもしれません。

    慣れてきた頃に処方が中止となり、在庫をボチボチと使ってはきましたが、久しぶりに再度本格的に使い出すと、また副作用が目立ち始めてきています。睡眠もその1つで、睡眠の質がすっかり変わってしまいました。

    また慣れるまでに当面、時間は掛かりそうですが、ぼちぼち頑張ります。希望さんもどうぞお体をお大事に。夢が実現することを願っております。

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