最大瞬間風速50m/s位の往診でした。

 今日は、今年からお世話になっている病院のDrによる、月1回の往診の日でした。私はこの日は先にリハビリを受けているので、その時間帯と重ならないよう、リハビリが終わってから往診に来てくださいます。加えて、3時間弱しかない往診時間の中で、私の住む市の患者さん約7〜8名のところをご訪問されており、私以外は末期のガンの方などが殆どなので、ウチには今のところ、看護師さんと一緒に、最後にお越しくださいます。私はまだ末期ではないけれど、通院がしんどいという患者ですから、処置などは胃ろうボタンの交換以外はありませんし。

 もう自分が何の病気か分からなくなってしまった私は、とにかく心臓が苦しく、今の強心剤(カルグート)が徐々に効かなくなってきており(もともとそんなに強くない薬です)、夜間の導尿(留置バルーンカテーテル)も、利用剤を服用すると多い日は2リットルにもなることなどから、効き目の強い、ジギタリス系の強心剤を処方して欲しいとお願いしました。恐らく、「ジゴキシン」という薬がやってくるようです。今度は1日1回の服用になるので、途中で薬効が切れたら、今まで通り効き目の緩い「カルグート」で補います。狭心症は従来通り、バソレーターテープを毎日貼り、発作時はニトロで対応します。

 加えて今日は胃ろうボタンの交換日でした。秒速30m/s位のスピードで交換が終了し、Drと看護師さんは帰って行かれました。ちなみに「暑くなれば、なぜ息をするのが苦しくなるのか」とDrにお聞きしたところ、「暑いところでは空気は膨張するからです。涼しいところで過ごすのが、一番ラクなのです」とのお答えがありました。アレルギー内科のDrに同じことをお聞きしたら「知らん」と言われましたと、こちらのDrにお伝えしたところ、笑っておられました。これが、年齢差10歳ほど年上のDrの(患者への対応の)余裕さ、なのでしょうか。何とか夏を乗り切ってくださいね、とも仰ってくださいました。

 アレルギー内科のDrも、ALSの初診病院のDrも、強心薬は心臓にムチを打つようなものだから、飲まないほうがよいと仰います。確かにそうでしょう。でも、既に利尿剤を併用しているけれど、それでも心臓の痛みが止まらないのですから、強心薬を服用するしかありません。何にせよ、人間の殆どは、呼吸不全か心不全で死んでいくのですから、ALSの私は呼吸不全に加えて、心不全で死亡するかもしれないという選択肢が増えただけです。長生きすることを考えるより、今をラクにして欲しいというのが私の希望です。ですので、ご心配くださっているDr方には「心不全が強くなってきたので」とお伝えすることで、渋々納得していただいています。

 なぜ膨張するかは、私が物理を再勉強しないといかんね。たぶん勉強しないだろうな。出てくる記号が想像できるからなあ・・・。娘っこに聞いておいてー>たけさんへ