応用行動学のABC分析について。

Facebookより

ABC分析という言葉は20:80の法則としてよく使われますが、応用行動学では異なる意味となります。
「(A:先行条件)どういった状況で、(B:行動)どのような行動が起こり、(C:結果)どのような結果が伴ったか、という3つの枠組みで行動を捉えるこ とを“三項随伴性(さんこうずいはんせい)”と言います。応用行動分析学ではしばしばこのことをABC分析と言います。ABCとは、 A(antecedents)、B(behavior)、C(consequences)の頭文字をとっています。」

島宗氏の『パフォーマンス・マネジメント』に「品質のマネジメント」という章があったので購入してみました。応用行動学によるABC分析を用いて、問題解 決を行おうという趣旨でした。パフォーマンスに問題があるとき、原因が行動にあると最初から決めつけないことというのが指針であります。パフォーマンスの 向上につながらない行動に価値をおく危険を”行動の罠”を呼びます。

何か問題が生じ、その解決のために対策委員会が結成されたとします。対策委員会のメンバーが行動の罠にはまると、忙しそうに見える行動に従事することがあ ります。もし解決すべき問題がある(A:先行条件)とき、結果(C)を上司から評価されると設定すると、頻繁に会議を開く(B:行動)ようになります。で も、仕事がなくなるというC(結果)と設定すると、問題を解決するという行動(B)につながります。しかし、現場では頻繁に会議を行っているというケース が見られるのではないでしょうか。
応用行動学は障害者支援などの分野でよく用いられている心理学の分析の1つです。けれども経営学の領域でも活躍してくれます。朝令暮改を繰り返す社長と試 行錯誤を繰り返す従業員の橋渡しをしてくれそうな分析手法です。応用行動学について知りたい方は、手軽(でもないけれど)な入門書もありますので、ぜひご 一読ください。面白いですよ。

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