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所属する大学院で学会(部会)発表をしてきました。

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全国大会へ向けての第一関門

昨日(2022年7月30日)、私が在籍する大学院で「日本経営診断学会」の中部部会の発表がありました。この学会は私が中小企業診断士だから選んだのではなく、私の指導教官が偶然に懇意にされている学会であったので、そちらの中部部会で発表させていただきました。なぜ中部か?ですが、私は大阪府在住ですが、大学院は名古屋にあるからです。中部部会は3つの大学で行われます。けれども私は他大学は地理が一切わからないので、自分の大学院で発表しました。

お題目は?

発表タイトルは、『小規模な介護および障害事業所における診断研究視座の提示 − 介護保険および障害福祉サービスにおける損益分岐点分析 −』と名付けました。コンサルタント向けに、これらのサービスの診断・アドバイスする時に気を付けて欲しいことをまとめました。加えて、日本人の思っている「第3セクター」がいかにおかしいかも説明してきました。

第3セクターって天下り機関じゃないの??

日本ではよく、天下り機関等のことを指して第3セクターと呼びますが、海外、とりわけ英語圏では第3セクターはNPO,NGOのことを指します。

私の発表は上図の中の、第2セクターの中に入る小規模企業(サービス業の場合、従業員数:正社員数は5名まで)の介護保険サービス1事例、障害福祉サービス2事例を考察しました。いずれの事例も「裸の経営」、つまり地域区分(級地)や加算を入れない数値で損益分岐点分析をし、安全余裕率を見ました。いずれもゼロに近いか赤字です。この考察をしました。

また、保健・障害・介護のカテゴリーマップを作って配布しました。医療・保健・障害・介護サービス業はこれらを総合的に理解をして診断する必要があるからです。大阪からのお土産としかなりませんでしたが(邪魔なお土産かも?)、ご覧いただける機会があれば幸いです。

というわけで今日31日日曜日は疲れて疲れて、午前中は寝たきりでした。そして今、買い物帰りの状態で、忘れないうちに記録しておこうと思いました。今度は10月に松山市で全国大会があります。それまでに予稿集を作らないと・・・。