「ジゴキシン」、副作用でアウト・・・かな。

 前回のブログで、「ジゴキシン」の実験をしますと書きつつ、実験は中止となりました。その後、たった数日で初期段階の副作用である吐き気と嘔吐に見舞われるようになり、何も食べたくない、胃ろうから入れても吐き気がするようになってしまいました。

 ジゴキシン自体でも副作用が出ます。でも私の場合、以下の引用の通り、利尿剤であるフロセミド(ラシックス)を併用していたのが良くなかったようです。ちなみに以下の引用にある、カリウム保持性利尿薬は服用していませんでした。

ジゴシン(一般名ジゴキシン;強心薬)は、心拍数を下げ、また心臓をしっかり収縮させる作用を持つため、心不全の治療薬として用いられます。

しかしこの薬剤は、治療域と中毒域の間隔が非常に狭く、また併用薬の影響も受けやすいので、注意が必要です。病院によってはジゴキシン血中濃度を測定、解析する事により、薬剤師が処方計画に参加している所もあります。

ジギタリス中毒で最も怖いのは、危険な不整脈です。このほか 悪心、嘔吐が現われることもありますが、これらは中毒域に達していることを知らせる指標になるという意味では、都合のいい中毒症状かもしれません。

これらの中毒は、血清のカリウム値が低下した時に起きやすいので、電解質のバランスを崩しやすい下痢や嘔吐が続く状態には気を付けたほうがいいと思います。

また、うっ血を取り心臓の負担を軽くするために、利尿剤も処方されていますが、ラシックス(一般名 フロセミド;ループ利尿薬)はカリウムを排泄するので注意が必要です。この処方の場合は、アルダクトンA(一般名 スピロノラクトンカリウム保持性利尿薬)を併用することにより、カリウムの排泄を防いでいると思います。

http://www.jade.dti.ne.jp/~ma-hata/18_digokisin.htm より(一部削除)

 ALSのために脚の筋肉が減っている私は、脚の浮腫みが酷く、フロセミドなしでは浮腫みと浮腫みから来る脚の痛みが止まりません。

 ジゴキシンとフロセミド、どちらを優先するかと考えた場合、今現在の段階ではやはりフロセミドを優先せざるを得ません。他の利尿剤の件は、また次の往診の時にDrに相談します。

 なので、ジゴキシンは一旦中止し、今もジゴキシンの効用が切れた時に飲んでいる、効き目の弱い強心剤であるカルグートのみを服用することにしました(結局、元に戻ったということだなあ)。

 薬っていろんな意味で難しいですね。先日、ALSの薬が出来る可能性がニュースになりました。でも私は、期待していません。この国で、私達の元に薬がやってくるのに何年掛かることか。ましてや、まだ基礎研究段階ですから。そのうち、できるようになればいいんじゃない、という程度に思っています。今後の患者さんのためにね。

 ALSもそうだけれど、筋ジス(特にディシェンヌ型)を治せる薬を早く作ってよ。ゲノム研究がもっと進んで欲しいですね。ゲノム研究が始まってから、もう何年経っているのやら・・・。
 

8 thoughts on “「ジゴキシン」、副作用でアウト・・・かな。

  1. マリオ 返信する

    私も利尿剤フロセミドを入れてますが、カリウム不足を補うためにアスパラカリウムを追加してます。

  2. toyokosan 返信する

    マリオさん、ありがとうございます。

    私が胃ろうの栄養剤として使っているエレンタールには、カリウムが殆ど入っていません。経口摂取がどんどん減っているのでそちらからのカリウム摂取も期待できませんので、私もカリウムを胃ろうから追加することを考えます。

    貴重な情報をありがとうございました。

  3. ひなあられ 返信する

    こんにちは。 はじめまして。 麹アレルギーで検索して、ちょっと前の記事を読ませていただきました。

    私は、つい最近、麹アレルギーが発症してしまい、味醂と醤油で味付けしたものを味見しただけで息苦しくなってしまいました :(    これではどうやって子供の食事を作っていいのやら途方に暮れています :(
    アレルギーのきっかけとなったのは米麹だったのですが、豆麹や麦麹なら大丈夫なのか、実験するのも怖くて・・。

    TOYOKOSANの場合は塩麹だけで、味醂、醤油、酒、味噌など、麹を使った調味料は大丈夫なのですか・・?

  4. toyokosan 返信する

    ひなあられさん、ありがとうございました。無性にあられが食べたくなりました(^-^)

    まず、申し添えておかないといけないのは、私は普通の食物アレルギーを持っている訳ではないのです。
    私のアレルギーの発端は2つあります。

    1つは、喘息の一種である「アスピリン喘息」というものからくる食物アレルギーです。この喘息は、アスピリンだけでなく、通常の痛み止めや風邪薬などが全く使えなくなります。加えて、それとと構造が似ている食物は、食べることができません。例えば、イチゴ、柑橘類、キュウリ、トマトなどです。加工したら食べられるものもありますが、基本的には食べられません。食べ物以外でも、保存料や着色料などもアウトです。

    次に、私は「イーストコネクション(またはイーストインフェクション)」という、あまり日本では研究されていない食物アレルギーを持っています。以下のブログで書いています。
    http://d.hatena.ne.jp/toyokosan/20090329/
    このアレルギーのため、イースト類は得意ではありません。ただ、麹など、日本製のイーストは少しなら受け付けてくれます。お味噌汁などです。ただ、今度は別の理由、私の基礎疾患であるALSにより、飲み込めなくなってしまいましたが。
    塩麹でアウトを食らった理由は、塩麹の場合、濃度が濃いまま食するので、お腹が大騒ぎになり、その結果「塩麹アウト」となってしまいました。

    味醂やお酒は、「アルコール喘息」という、喘息の一種も持っているため、アウトです。料理の場合、アルコールを徹底的に飛ばして使います(もう、料理はあまりできないのですが:基礎疾患のため)。醤油はそんなにたくさん使わないので(薄味がすきだから)、少々なら大丈夫です。でも、いずれも、食べすぎるとアウトです。ちなみに、お酒は匂いだけでアウトです。

    塩麹がダメな方でも、お肉に少し塗って、焼く時に取り除くなどの工夫で、食べておられる方もいらっしゃいます。まずは直接的には食べないような方法で、試して見られてはいかがでしょうか。

    お答えになっているかどうかわかりませんが、他にも同病患者さんで食物アレルギーに悩んでおられる方もいらっしゃるので、お役に立つようでしたらコメントを頂ければ幸いです。お互い、ボチボチ行きましょう~。

  5. さと 返信する

    麹アレルギーではないので、参考になるかどうかわかりませんが、少しだけお邪魔します。

    一年前にいきなり激しい食物アレルギーになり、それまで大丈夫だったものも、ダメになりました。
    牛乳・乳製品・大豆・小麦・卵・エビ・豚

    薬が体質的に合わないことが多かったので、今まで病院には行かずにやり過ごしてきましたが、昨年はアレルギーの病院に駆け込みました。

    もともとアレルギーをお持ちでしたら、アレルギーを起こしやすい季節とか、体力が落ちていた、などで発症してしまうこともあるらしいです。
    一度過剰反応してしまうと、アルコール・カフェイン・漢方などの血流をよくする作用のあるもの、更には、食事をするだけでも血流は良くなりますし、入浴やシャワーも同様のことになります。

    Dr.にはアレルギーの過剰反応がおさまれば、また元の生活に戻れます、とおっしゃって頂き、抗アレルギー剤で様子をみております。

    今でも収まってはいないですが、一年前の悪夢を思えば、随分マシになってます。

    すみません、お邪魔してしまい…ひなあられの状況が一年前の私の状況と重なったもので(^^;;

  6. toyokosan 返信する

    さとさん、ありがとうございます。

    >入浴やシャワーも同様のことになります。
    私、今でもかゆくなります。歩くと(今は殆ど歩けませんが)服の繊維に身体が擦れ、痒くなります。カバンが当たるところも痒くなります。もちろん、暖まると、その場で服を脱いで掻きたいくらいになります(捕まるわ^^)

    ひなあられさん、またさとさんのブログにも訪れ下さい。
    d.hatena.ne.jp/toyokosan/20120806/

    さとさん、有益な情報をありがとうございました。

  7. ひなあられ 返信する

    さとさん、TOYOKOさん、ありがとうございます。
    今日、医者に、麹と相互作用で酵母系(チーズ、ビールとか)も反応が出るかもと言われてしましました :(
    もう、麹や酵母って使われてるものが多くて、ケチャップやマヨネーズにも酢が入っているし、混乱しています :(
    反応の出方もアナフィラキシーに近い感じで出てしまうので怖いです。
    確かに、シャワー上がりに息苦しくなったりします。 血行がよくなっているからなんですね。
    そのうち、反応が落ち着くということもあるのですね。 少しほっとしました。

  8. toyokosan 返信する

    ひなあられさん、お返事ありがとうございました。

    >今日、医者に、麹と相互作用で酵母系(チーズ、ビールとか)も反応が出るかもと言われてしましました。もう、麹や酵母って使われてるものが多くて、ケチャップやマヨネーズにも酢が入っているし、混乱しています :(

    このDrは、イーストコネクションのことをご存知なのでしょうね。いいお医者さんですよ。私の通っているアレルギー科のDrは、ご存知ありません。まあ、感染症(特に結核)が専門ですから、仕方ないでしょうね。

    私は薬剤アレルギーも多いため、アナフィラキシーは何度も体験しています。そんな時は、とにかく落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせながら、なかなか症状が止まらなかったら病院に電話したり、急遽、通院します。
    でも大抵、水分を多く取ればアレルギーの元となっている物質が薄まってくれるので、そのようにして対処しています。ひなあられさんも、徐々に、自分に合った対処方法が分かってこられるかと思います。

    私も7年ほど前に肺炎をしてから、アレルギーマーチが始まり、今のような状態になりました。今も進行中(?)ですが、はいはいまた来たね(食べられないものが増えたね等)と言う感じで受け止めています。
    自分が食べられないものは、作るだけ作って、ダンナに食べてもらっています(ALSのため、もう殆ど包丁が握れませんが)。ひなあられさんは、子ども達と異なるものを食べてもいいじゃないですか。その方がご家族にひなあられさんの状態を知ってもらえますよ。味見は子ども達にお願いすればいいし、そういうところから家族に協力をしていってもらえるようにされてはいかがですか?

    アレルギーを持つ患者は、自分だけでなく、家族の協力がないと穏やかに過ごせません。ぜひ協力をお願いしてもらってくださいね。

    ひなあられさんもさとさんも(私も)、ぼちぼちアレルギーと仲良く暮らしましょう^^

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