バスの時刻は守ってくださいませ。

 今日は神戸での講習会。兵庫県の農村女性のみなさまとお会いしてきました。何年ぶりに神戸に行ったかなあ。神戸や京都に行くと、大阪の田舎モンである私は、何故か居辛くなります。講習会の出席者の方々は、神戸の夜景を見ながら食事をされておられるようです。

 講習会の仕事なので車椅子を使えないから、徒歩で会場に向かいました。まずはウチの前を走っているバスに乗って、最寄のJR駅付近まで向かう予定でした。バス停はウチから直ぐ近くに有り、いつも5分前にはバス停に着くようにしており、今日もその通りにウチを出て、マンションの玄関に向かいました。しかし、玄関を出たところで、バスがマンションの前を走り去り、私以外に乗客がいなかったそのバス停を通り越し、過ぎ去ってしまいました。乗せてくれ〜と手を振りながら走れない足で必死になって走りましたが、残念ながら気付いてもらえませんでした。

 タクシーが走っているような大通り付近に住んでいるわけではないし、時間もないから、自転車に乗って駅へ行くしかないと思い、鍵を取りに自宅へ戻りました。でも身体は着実に進化(退化?)しており、ALSになってから購入した8段変速の2速ですら、自転車がこげません。ほんの少し走っただけで筋肉が動かなくなり、フラフラの状態です。過呼吸からか吐き気までし始め、民家の側溝に吐かないように必死でガマンしました。何度も降りては、自転車を持ちながら電柱に持たれ、あるいは道端に座り込んで必死で呼吸しました。

 途中(といっても駅までまだ10分の1の距離も走っていない)で諦め、自転車を押して30分の道のりを歩いて駅まで向かいました。駅の自転車置き場は地下にあるので、自転車を自転車用スロープの上に乗せて押しながら、階段を降りないといけません。もう前が見えないくらい、クラクラでした。出入り口から近いところに自転車を置かせてもらえたのが、せめてものラッキーでした。駅構内に入った途端、障害者用トイレに駆け込み、座り込んで吐いてきました。「私は骨で歩いている状態なんだから」とリハのセラピストさんがおっしゃる意味がとてもよく分かりました。

 某私鉄バス会社さん、お願いですからバスの時刻は守ってくださいませ。1時間30分に1本しかないバスでも、それでないと移動できない障害者もいるのです。道がすいていたからだと思いますが、ほんの数分の違いで、乗れなくなってしまう乗客もいるのです。ましてや今日は雨に加えとても寒い。。バス停で5分待つことがどんなに辛いことか、覚悟しながら5分前にはバス停についていようとしているのです。

 先日も車椅子に乗った私をバスから降ろしていただいた後、車椅子のブレーキを止めないまま、発車されましたよね。歩道はやや傾斜があるため、勝手に動き出した車椅子と共に、私は危うく田んぼに転げ落ちそうになりました。

 どーせ乗客が少ないからといって、早足で過ぎ去るのはやめて下さい。バスを奪われるというのは、私から移動手段を奪うということです。私の移動手段を残して置いてください。

 以上、本日のグチでした。はぁ、疲れた(–) 仕事はおもしろかったけれど。
 

4 thoughts on “バスの時刻は守ってくださいませ。

  1. さとりん 返信する

    そのバスの運転手!けしからん!!!
    バス会社に投書してやりましょう〜! バスの意味ないじゃん(−−;)

    こういう時、ガイドヘルパーでも使えたら、車椅子を押してもらっていけるのになあ〜
    何故に仕事に使えない!?
    そこがいつも疑問に感じる。
    仕事してもらって税金納めるほうが市町村は潤うはずなのにね!
    (遊びばかりに使えるのはおかしいといつも思うのだ)

    さぞ疲れたことでしょう。
    歩きで仕事行くのは、それだけでもしんどいのにね。
    それにしても・・・バスは時間通り調節しながら運行してほしいよね!
    (私はバスというものに乗ったことはないけど(駅から近いから走ってない)そういうもんなの?と府に落ちません)

  2. gurigurimomonga 返信する

    バンコク周辺のバス停にバス時刻表はありません。みんな、気長に一時間でも二時間でも待っているのです。その内にバスが来るさ程度の認識なので時間枠がゆったりしています。
    その代わり、通りの辻にはソイバイクと言うバイクタクシーがあり、オートバイに二人乗りになって、近距離の行き先まで運んでもらいます。ヘルメットは装着しないし、運転が乱暴なので見ていて振り落とされないか心配になるのですが、タイの人は運動神経が良いのか、スカート姿の女性の横座りでも上手にバランス良く乗りこなしています。
    そんなタイの日常ですので、とよこさんがこちらで仕事をしよとするのなら、大変でしょうねー。時間管理を有効にするには、車を運転するのが、こちらでは一番のようです。

  3. toyokosan 返信する

    さとりん、ありがとうございます。

    健康な時はバスに乗ることなんてなかったのに、障害者になって、自分が運転できる乗物を奪われて行って、電動車椅子とバスだけが頼りの生活になると、バスが時間どおり走ってくれないのがとても負担に感じます。少々遅れることには不満はないけれど、先走りされると困ってしまいます。昨日もあと30秒マンションを出るのが遅かったら、バスが行ってしまったことにも気付かず、雨が降る中、バス停で待っていたことでしょう。こんなにアクセクした生活を送りたくないんだけれど、身体が言うことを聞いてくれないから仕方ないですよね。。。

    ガイヘルさんは行政施策の中では「障害者の余暇支援」として位置づけられているので、仕事には使えないのです。買い物ついでの仕事といえばいいのかもしれませんが、仕事中にどこかで待機してもらう時間は事業所により決められた全額自己負担額を支払わないといけません。なので、結局、高くついてしまいます。
    「障害者の仕事支援」というのは自立支援法の生活等給付の中に、あるいは市町村事業の中にはないのよね〜。障害者=仕事していない、仕事をしていても作業所ぐらい、仕事ができる障害者は自立支援法を利用しない、と決めているのでしょうね。

    昨日はほんとに疲れました。今日、訪看さんには入浴介助ではなく、脚のマッサージをお願いしました。明日はリハに行きますが、それまで脚が持たないので・・・。バスに乗らなくて住む駅近くに住んでいるさとりんがうらやましい〜。ウチの地域は自転車天国なので、自転車生活が当たり前になっており、街づくりも自転車中心のような気がします。バスも乗客が少ないので、その内、路線廃止にならないか心配です。市のコミュニティバスも早々と全線撤退したしね。

    電動車椅子を預けておけるコインロッカーって、駅にないかな(^^) そうしたらバスに頼らなくてもいいんだけれど。はあ、移動ってこんなにしんどいものだったのか・・・。

  4. toyokosan 返信する

    ぐりぐりももんがさん、ありがとうございます。

    私って、ほんと日本人ですね^^ 交通機関の遅れに対してはそんなに気にはならないけれど、予定時刻より先に発車してしまったとなると、その確認ができないまま、待ちぼうけになってしまうので、困ってしまいます。

    バイクタクシーが欲しいです。でも今の私の身体ではバランスが取れないから乗れないと思いますが。。

    私もこのような病気じゃなかったら、時間を気にせずゆったりと過ごせるタイに住みたいです。今は車も自転車も運転できず、徒歩で数分しか歩けない身体なので、仕事へ行くとなると、交通事情を気にせざるを得ません。
    昔は早いめに仕事場につき、近くの街をうろうろしながらリサーチみたいなことをしていたけれど、今は仕事場に遅れずにたどり着くだけで精一杯です。。。

    時間を気にしなくていい仕事の仕方に変えていかないといけませんね。在宅では仕事が進まないので、外へ出かけて仕事ができ、かつ時間の融通が多少は許される方法を考えていきます。

    ありがとうございました。タイにますます行ってみたくなりました。

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