本日の人間ウォッチング:汁そば編

本日の人間ウォッチング:汁そば編

乳母車に赤ちゃんを乗せたお母さんが、ミスドで私の横に座られた。汁そばを小さく切り、ふうふうしながら赤ちゃんに食べさせている。◯◯ちゃん、美味しい?と顔を見ては声を掛けている。

お母さんと赤ちゃんが帰った後、車椅子に乗ったおじいさんと中年男性ヘルパーが私の横に座られた。汁そばを小さく切り、ふうふうしながらおじいさんに食べさせている。◯◯さん、まだ入りますか?と皿を見てはヘルパーさんは声を掛けている。

ヘルパーさんはその後、うとうとしているおじいさんを放っておき、自分のスケジュールを調整しながら、”今日、休みないやんけ”とつぶやいている。そしてケータイするために、おじいさんに何度もすみませんと言いながら、外へ出払っている。おじいさんはその間、遅いなと、声にならない独り言を話しておられる。
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私は電動車椅子に乗っていた時、ここに一人で汁そばを食べに来ていた。あと何年かすると、私もヘルパーさんに連れられて、ミスドに汁そばを食べに来るのだろうか。それまで、ミスドは存在するのかな?、汁そばはあるのかな?、ヘルパーさんに愛情が存在するのかな?

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